かけっこが速くなる練習法|家でできる子どものスピードアップ術と親の声かけ

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2026年6月22日 更新

「運動会でもっと速く走らせてあげたい」「うちの子だけ遅れて見えるのが気になる」——お子さんのかけっこに悩む保護者の方は少なくありません。でも、かけっこの速さは生まれつきの才能だけで決まるものではなく、正しいフォームと練習で誰でも伸ばすことができます。

この記事では、運動が苦手な子でも家や公園で取り組める具体的な練習法、速く走るためのフォームのポイント、そして親としてどう声をかければ子どものやる気が続くのかまでを、わかりやすく整理してお伝えします。

🏃 そもそも、かけっこが速い子は何が違う?

速く走れるかどうかは、大きく分けて次の3つの要素で決まります。まずはこの全体像を知っておくと、どこを伸ばせばいいのかが見えてきます。

  • ピッチ(足の回転の速さ):1秒間に何歩進めるか。リズムよく脚を動かせるかどうか。
  • ストライド(一歩の大きさ):1歩でどれだけ前に進めるか。地面をしっかり押せる力が関わります。
  • フォーム(走る姿勢):腕振りや体の傾きが整っていると、同じ力でも速く・ラクに走れます。

このうち、子どものうちに最も効果が出やすいのがフォームの改善です。筋力トレーニングよりも先に、正しい走り方を身につけることが速さへの近道になります。

✅ まず直したい!速く走るためのフォーム

速い子と遅い子の差は、力よりも「ムダのない動き」にあります。次の3点を意識するだけで、走りは大きく変わります。

1. 腕は前後に大きく振る

腕を横に振ると体が左右にブレてしまいます。ひじを軽く曲げ、こぶしを「あごから腰」の間で前後にまっすぐ振るよう教えてあげましょう。腕を速く振ると、自然と足の回転も速くなります。

2. 目線はまっすぐ前へ

下を向くと背中が丸まり、スピードが落ちます。10〜15m先のゴールを見るイメージで、頭から背中を一直線に保つのが理想です。

3. ひざを前に引き上げる

後ろに蹴る意識よりも、「ひざを前に運ぶ」意識のほうが速く走れます。もも上げをして、ひざが高く上がる感覚を覚えさせましょう。

💡 ポイント:いきなり全部を直そうとすると子どもは混乱します。1回の練習で意識するのは1つだけ。できたら思いきり褒める、を繰り返すのが上達の鉄則です。

🏠 家・公園でできるかけっこ練習メニュー

特別な道具がなくても、遊び感覚で速さは伸ばせます。週に2〜3回、1回10〜15分で十分です。

  1. もも上げ(その場で20回×2):ひざを腰の高さまで。リズムよくテンポを上げていきます。
  2. スキップ(10〜20m):地面を押す感覚とリズム感が同時に養えます。かけっこの基礎づくりに最適です。
  3. 大股ジャンプ歩き(10m):一歩を大きく踏み出すことでストライドの感覚を身につけます。
  4. 追いかけっこ・鬼ごっこ:方向転換と全力疾走が自然に練習でき、子どもが一番楽しめるメニューです。

大切なのは「速く走る楽しさ」を感じさせること。タイムを計って前回より少しでも速くなったら一緒に喜ぶと、練習が続きやすくなります。

🚀 差がつくスタートダッシュのコツ

かけっこは最初の5〜10mで大きく差がつきます。短距離が苦手な子ほど、ここを練習すると順位が変わります。

  • 「ヨーイ」で前足に体重を少し乗せ、前傾姿勢をつくる。
  • 合図と同時に、最初の数歩は地面を強く後ろへ押すイメージで小さく速く。
  • 10mほどかけて、だんだん体を起こしながらトップスピードへ。

「合図に素早く反応する」練習として、手をたたいた瞬間にスタートするゲームを取り入れると、反応の速さも鍛えられます。

👨‍👩‍👧 子どもが伸びる親のサポート術

技術以上に、子どものやる気を支えるのは親の関わり方です。次のことを意識してみてください。

  • 結果より過程を褒める:「1位になった」より「腕がしっかり振れていたね」と動きを具体的に認める。
  • 他の子と比べない:比較は自信を奪います。比べるなら「前回のその子自身」と。
  • 無理にやらせない:嫌々の練習は逆効果。遊びの延長として一緒に体を動かすのが理想です。
💡 ポイント:もっと専門的に伸ばしたいと感じたら、地域の陸上クラブやかけっこ教室の活用も選択肢です。正しいフォームを指導者から学ぶことで、家庭での練習以上に伸びるケースも多くあります。

✅ まとめ

かけっこの速さは、才能ではなく「正しいフォーム」と「楽しく続ける練習」で確実に伸ばせます。最後にポイントを整理します。

  • 速さはピッチ・ストライド・フォームで決まり、子どもはフォーム改善が最も効果的。
  • 腕は前後に大きく、目線は前へ、ひざは前に引き上げる。
  • もも上げ・スキップ・鬼ごっこなど、遊び感覚のメニューを週2〜3回。
  • 最初の5〜10mのスタートダッシュで差がつく。
  • 親は結果より過程を褒め、他の子と比べず、楽しさを優先する。

今日からできることばかりです。まずは1つのメニューから、お子さんと一緒に始めてみてください。

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